紗地　染帯　「金魚」　京小紋 × 東京友禅　♦︎

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黒の紗の帯地に浮かぶ水草の中を

彩とりどりの金魚が、涼やかに泳ぎます

京小紋の型紙と、東京友禅の精緻な手仕事の

コラボレーションにて染め上がりました

季節の趣き豊かな染帯です

こちらが、ベースとなった金魚の小紋

この型を使って帯地に金魚を配しましたが

帯本来の図案ではないもので

お太鼓の中央に無地場が開くこととなり

東京の彩密友禅の "や万本遊幾"氏の、精緻な手仕事で

水草と金魚を、描き添えてもらいました

紗の涼やかな生地の映りが、ご覧を頂けますでしょうか

白い帯芯が当たると、黒の無地場には涼感を持って映り

また、金魚の白い部分がよりハッキリと映ってきます

縦に入る細やかな糸の節感も、帯の表情となって

浮かんでまいります

泳ぐ金魚とは異なるタッチで描かれた

水草と、黒の金魚・・

品の良い箔の括りがほどこされて、濃い無地場から

涼やかに浮かんでまいります

ユラユラと、水の中で揺れる様子も伝わってくる様な・・

繊細な染め上がりからは、そんな雰囲気も伝わってまいります

大人っぽい、品の良い季節感と遊び心を

夏衣姿に添えて、お楽しみ下さいませ

前帯にも、金魚と水草を、涼やかに配してあります

それぞれに雰囲気も違いますので

帯〆や、帯留めのコーディネイトと合わせて

折々のお出かけをお楽しみ下さいませ

水草を添えた、前帯柄です

繊細な染め上がりは、お締めになっての

光の当たり具合でも、水草や金魚が動くようにも

感じて頂ける事と思います

帯地から、フワリと浮かび上がる様な

金魚と水草・・

黒地の帯は、お着物のお取り合わせも選ばない事と思います

シンプルに、金魚だけの前帯柄です

帯〆の色合いで、　涼やかにも・・　　可愛らしくも・・

　　シックにも・・　　お取り合わせもお広くなります

無地場の広い分、　生地から表情として浮かぶ

糸の節感が、より洒落感を持って、お楽しみを頂ける事と思います

ベージュ地に、山吹色の十字絣の

「夏塩沢」です

品の良い綺麗な色映りの夏のお召しに、帯でポイントが添えられて

季節感、涼感、洒落感豊かな・・・　夏衣姿となります

微塵格子の「夏大島紬」

夏の陽差しに綺麗に映える、品の良い華やかさをどうぞ

帯〆で添えるひと色にて、着姿の雰囲気も随分と変わる事と思います

２色が細やかに交じることで

派手過ぎない、綺麗な色の浮かびとなります

下に白い襦袢が当たると、涼感もより増してまいります

涼しい着心地の、生成地の「小千谷縮み」です

気軽な麻の着物も、少し金彩も入ったこうした帯を合わせると

ちょとドレッシーな着こなしにても、お楽しみ頂ける事と思います

「明石縮み」の着物と・・

節感がなく、光沢感の有る生地風からは

織物と言うより、染めの小紋の様な雰囲気での着こなしが頂けます

襦袢が当たりより涼感が増すと

見た目にも、着心地にも、涼やかな夏らしい着姿となります

紫紺色の微塵縞の「能登上布」です

下に白い襦袢が当たると淡く透けて、濃い地の帯とのお取り合わせも

お洒落な感じです

麻の着物ながらも、少し光沢感も感じられて

涼やかな着心地と、ドレッシーさとを

共にお楽しみ下さい

■ 紗地　染帯「金魚」　　京小紋 × 東京友禅

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