６月の単衣から、７月の薄物にかけて
季節の趣きをお楽しみ頂きたい染帯です。

鮮やかながらも、すっきりとした色調は
お取り合わせるお着物のお色目も選びません。
　
小紋、江戸小紋、粋紗、小千谷縮み、夏の各産地の織物・・etc
　　季節の趣きをどうぞ。

白の地に致しましたので
その分、紫陽花の花も大振りに

友禅の挿し色も、夏も日差しに映る
鮮やかなお色合いです。

お手に取ると、シャリッとした質感のある
紋紗の生地。
より涼やかさも、ましてまいります。

お太鼓いっぱいに広がる華やかさを
お楽しみ下さいませ。

前帯には、量感の違う紫陽花を
それぞれに。

帯〆の色合わせでも、またお楽しみ下さい。

長く連なる紫陽花の花が
お締め下さると
前姿全体に広がってまいります。

もう一方の前帯は、柄を少し控えめに。

仕立て上がると、白い帯芯が入り
　無地の場はよりすっきりと白く量感を持って・・
　柄はより綺麗に鮮やかに・・

梅雨の雨も多くなり時期でもありますが
　
しっとりとしたお天気の中でも
きれいな色目が、異聞を上げてくれる事と思います。