波のような、風のような・・・

すくい織りで表された、夏の八寸帯です


淡い色目の、単衣や夏の着物と

涼感たっぷりの、メリハリある着姿をお楽しみ頂けます

 

模様の中は、

織り上がりの具合も様々に、細やかに色が織り込まれております


模様の部分だけ、行ったり来たりしながら織り上げる、すくい織りの技法

絵画の様に柄が浮かびます

 

無地場には、透けるような緯糸（よこいと）が、遊ぶように織り込まれております

張りのある風合いと、涼やかな織り上がり

芯も入らず、軽く涼しい、単衣～薄物にお勧めの帯です

 

地色は、黒では無く、深い濃紺の地、

お着物に乗った時には、強く映りすぎずに、涼感をさそう・・・

そんな色合いです


模様の部分が対比となって、涼やかに浮いてまいります

 

前帯の部分です

柄の両サイドは、お太鼓と同じ様に

淡く透けた織り上がりとなります


地色が深い分、添える帯〆の色合いにて、その着姿の趣きが変わります

 

麻の着物、夏の織りの着物、塩沢や明石の夏お召し・・

　絽や紗の小紋、色無地、江戸小紋・・・と


気軽な織りの着物から、染めの礼装調まで

　涼感、洒落感、品格・・それぞれを共に備えた着姿を、お楽しみが頂けます

 

単色に見える無地場にも、様々な表情が浮かびます

着物に乗った時の、帯のしぜんな存在感は

こうしたところから現れてまいります


６月の単衣から、７月・８月の盛夏を通じて９月の秋単衣まで

お広くお役に立つ事と思います。

（白い帯板か、濃い色の帯板かでも、帯の映りもまた変わります）


 

 

■ 夏八寸帯 すくい織り 濃紺地 「波文」　　お値段は、195.000円(税別)となります

 

 

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