淡いブルーの博多織の紗の献上帯に

涼やかな流れの、墨流しの模様を染めました


光の当たり具合によって、墨流しの模様の下から

献上の柄が淡く浮かび上がり・・　洒落感のある帯となりました


 

動きのある墨流しと、　シャープな感もある独鈷の献上柄、

どちらが出すぎる事もなく、　でも存在感を持って

単衣～夏の、着姿を飾ってくれる事と思います


 

芯を入れずにお仕立てする、八寸帯ですので

見た目にも、締め心地にも

涼感たっぷりと、お楽しみ下さい


 

帯地本来の、紗の透けた感じもしっかりと残っております


合わせるお着物の、色合いや素材も選ばずに、

お広くお締め頂ける帯となります


お持ちのお着物に、いつもと違うテイストで、お楽しみ下さい


 

帯地の左右で、模様の流れを変えてあります


どちらの柄を前帯に出すかで、着姿の一生も随分と変わってまいります

折々のお出かけに、帯締めの取り合わせと共に、お楽しみ下さい！


 

関東腹（左の肩に手先をかけて巻くと）には、

　　　すっきりと、流れの細やかな墨流しを・・


もう一方の前帯には、大きく動きのある、墨流しの模様を・・


お出かけの気分や、お相手のお着物に合わせての

コーディネイトをどうぞ


 

左は、多色の淡い縞調の「夏お召し」　　　　右は、紺地にドットの柄の「小千谷縮み」


単衣から、盛夏までと、シーズンもお広く

"小紋" や "江戸小紋" の染めの着物から、"お浴衣" まで・・

合わせるお着物も、お広くお楽しみ頂ける事と思います


帯締めや帯留めで添えるアクセントで、着こなしも更に広がってまいります