芯をお入れせず、
涼やかな、軽やかに仕立て上がる
夏の八寸帯です。


地色は、茄子紺の深みのあるお色合い。
敷き詰めた氷に、ラムネのボトルが並びます。


大人の遊び心と、涼感を、お楽しみ下さい。

染めた帯ではなく
地風、ラムネ、氷など
すべて、繊細な織りの技法で
表現をされております。

お太鼓、垂れ先などは
涼感豊かな、透け具合の織り上がりです。

ラムネはもちろん、下に敷いた氷の一つ一つも
すべて織りでの表現です。  

前帯には、ラムネのボトルのビー玉が。
シンプルながらも
一つ一つのビー玉に表情を持たせながらの
繊細な織り上がり。


背景となる、前帯の地風も
様々に変化しながら、織られていますのが
お分かり頂けますでしょうか。

シンプルなコーディネイトも良いですし、
帯締めの色で遊ぶのも
帯留めのワンポイントをあしらってみるのも
お楽しみ方は広がります。

仕立て上がると、お太鼓の裏に当たる
引き返しの部分は、透かした織り上がりになっております。
　
涼やかな締め心地、見た目の涼感、
共にお楽しみ下さいませ。