春のやわらかな風に、揺れるしだれの桜・・
　
淡く映る春の情景を、お着物姿にてお楽しみ下さいませ。


あえて、帯の片側に柄を寄せて、無地場を多く取ることで

さらに広がる景色を想って頂ければ・・・
　
そんな柄裄・構図の帯となります

 

さりげなく染められた柄も、細部までとても丁寧な染め上がり

すっと吹いた風に揺れた枝からの花弁は、

ひらひらとお太鼓を舞い、垂れ先へと流れてゆきます


光沢感の有る、上質な生地風は

お写真からもお分かり頂ける事と思います


やわらかに絽目ながら、しっかりとした存在感を持って

春の着姿を飾ります


 

さりげなく、さりげなく、

その分、無地調のお着物や江戸小紋から、総柄のお品にまで・・

織りの着物、染めの着物、　お色合いを選ばずに

お締め頂ける事と思います


 

前帯の柄には、さらさらと散る桜の花びらを
　
シンプルに、シンプルに・・

「帯締め」や「帯留め」のコーディネイトで、春の季節をお遊び下さい

 

ひとひら、ひとひらの花弁にも

丁寧な、糸目と、ボカシの友禅と、金の括りと・・

小さな花弁ですが、しっかりと浮き上がってまいります


帯揚げのひと色で、趣きや雰囲気も、また変わってまいります